精神疾患のタイプと治療法|精神病治療の助けになる|クヨクヨ悩まずとも心配御無用です
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精神病治療の助けになる|クヨクヨ悩まずとも心配御無用です

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精神疾患のタイプと治療法

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多様な精神疾患に対応

精神科病院やメンタルクリニックなどの精神科では、脳や心に原因のある病気と障害全般を治療対象としています。精神病や精神障害にも数多くの種類がありますが、治療が可能な限りはすべて精神疾患として扱われます。精神科で治療を行っている精神疾患は、以下に挙げるのが代表的な症例です。精神科を受診する患者さんの中で最も多いのは、うつ病と診断される人たちです。うつ病は双極性障害とともに気分障害の1つとして分類されます。パニック障害や強迫性障害・心的外傷後ストレス障害などを含む不安障害は、過剰な不安や恐怖を特徴的な症状とする心の病気です。かつての精神医学では、精神疾患を神経症と精神病の2段階に分けて診断していました。現在ではうつ病や不安障害・恐怖症などと診断されている病気はかつて神経症の名で総称され、精神病の前段階と見なされていたのです。神経症が進行した状態が精神病と考えられ、精神分裂病や躁うつ病がこれに該当していました。現在は精神分裂病が統合失調症に、躁うつ病は双極性障害という病名に改められています。精神科で扱う病気の種類としては、そうした精神病や気分障害・不安障害ばかりではありません。アルコールや薬物の依存症に加え、アルツハイマー病や脳血管障害による認知症など、外因性の精神障害にも対応しています。広汎性発達障害や人格障害など、精神病には含まれない種類の精神障害も精神科なら治療が可能なのです。

精神疾患の治し方

どの種類の精神病や精神障害であっても、精神科での治療には正確な診断が欠かせません。精神疾患も身体疾患と同様に、原因や症状に応じて治療法が異なってくるのです。精神医学に関する豊富な知識と経験を持つ精神科医は、正確な診断に基づいて最適な治療法を選択しています。精神科で実施している治療法は、大きく2つの方法に分類されます。妄想・幻覚や思考障害を主症状とする精神病の場合は、薬物療法が治療の中心です。うつ病に対しても抗うつ薬などの薬が高い治療効果を発揮しています。脳に原因があると考えられる病気ほど、こうした薬物療法の効果が期待できるのです。統合失調症などでは、脳に直接刺激を与える電気けいれん治療が実施される場合もあります。精神科で行なうもう1つの治療法は、言葉を介した精神療法や行動を介した作業療法など他の診療科にない独自の方法です。精神療法にも多くの種類がある中で、認知行動療法はうつ病を始めとする病気の治療に高い成果を発揮しています。不安障害や適応障害・依存症といった種類の心の病気では、薬物療法よりも精神療法の方が治療の柱です。薬は症状を和らげる目的で処方される例が多くなっています。このように精神病と呼ばれる病気以外にも、精神科では脳や心のさまざまな病気・障害を治してきました。がん治療を始めとする内科・外科治療にも劣らず精神医学も進歩しており、多くの精神病や精神障害が治療可能となったのです。